2500万年後も君を推す

思い出と半券が財産

応援する、とは

 

 

応援するとは、一体何なのか。

この記事をいま見てくださってる方は一回でも考えたことがありますか?

ヲタクにとって永遠の難問だとわたしは思う。

コンサートに行ったり、グッズ買ったり、CDやDVDを買ったり、出てるTV番組は必ず録画、とか人によってそれぞれ応援という形はきっと違ってそして決まりもない。こういう風に応援しなきゃいけないとか、ファンはこうでなければとか。

時たまツイッターで話題に上がる、お金を落とすファンとそうじゃないファン。

遠征もしてたくさん会いに行くファンと「行けないけどがんばって」とリプだけ送るファン、みたいな。

今回はそういう話ではなくて、お金を落としてることは前提で応援するとは一体なんなんだろうかという話。

 

 

わたしがヲタク人生を歩んできた中で初めてそう思ったのはもう何年も前、まだ某J事務所を追いかけていたときのこと。

ご存知の方も多いと思うけど、J事務所は西と東に分かれてて、デビュー組とデビューしてないジュニアと呼ばれる子たちがいる。

わたしは当時関西jr.のとある子を必死に追いかけてた。コンサートは入れるだけ入ったし、バックにつくデビュー組のコンサートにも行った。グッズも買った。わたしたちにとってこれは当たり前だった。応援する上でお金を落とすことは当たり前で、お金を使うことでわたしは応援してるんだ!って思えた。

彼の夢は「デビューすること」だった。

気付けばジュニアの最前列にいて、メディア露出も多くて、いわゆる事務所から推されてる存在。彼の夢がデビューすることであるならば、わたしが彼を応援してる=彼の夢を応援することだったし、わたしもそれを望んだ。彼のデビューのために応援した。

結果、もう彼は芸能界にいないんですけどね。

そう、そこなんですよ。

推されてても、デビューは出来なかった。

デビュー出来ないって分かって辞めたんです。残された彼の仲間たちは、実際いまだにデビューしてない。もうジュニアなんて呼ばれる年齢でもなくて、この先もデビュー出来る確証なんてそんなものどこにもなくて。

その時思ったんです。応援するってなんだろう?

もっとコンサートに入ればよかった?もっとグッズ買えばよかった?ジュニア主体のDVDなんてほとんど出ないです特に関西の子たちは。コンサートのバックについてるDVD買ってもそれはデビュー組のDVDであって。わたしたちに出来ることって他に何があった?って考えたときに、やれることは全部やったなと。馬鹿みたいにお金たくさん使ってもちろん貯金なんてなくて、もうあれ以上の応援はなかった。

それでも、デビューさせてあげられなかった。

ファンってほんとに無力で、分かっていたけどあらためて思い知らされて、なんだかなあ。

わたしたちファンは彼に何をしてあげられたのかなって考えてたら虚しくなってきました。

いくらコンサートに入ったってグッズ買ったって、なんかもう全部お前の自己満だと言われてる気がして。

いやそうなんですよ、所詮ヲタクなんて。どうせ自己満ですよ。でも彼のデビューを応援することも自己満だったと言われてしまうと、それはそれでやっぱり応援するってなんだろう?って気持ちになってきちゃうんですよねえ

 

って、そんなことがむか~しあって最近またこの難問にぶち当たってしまった。

ええ、iKONですよ。

去年驚くくらい日本でコンサートしまくって、去年というかもうデビューしてからずーーーっと日本でばっかりコンサート。デビューしてから3年目なのに。おかけで3年目とは思えないくらい日本語が上達してなんなら日本人のおっちゃんと飲み屋でお話できちゃうくらいにはペラペラなんですけどまあそれはうれしい。

じゃなくて、そういう話じゃなくて、普通1、2年目って本国で活動して知名度上げてカムバで1位取って、ちょこちょこ海外活動して、みたいなのじゃないの?普通って何が普通か分からないけど。でもこんなに日本でばっかりコンサートやるのが普通じゃないことは分かるよ。YGが普通じゃないことも分かる。

日本に来てくれるのはうれしいそりゃもちろん。日本活動してほしいそりゃもちろん。でもこんなにも頻繁に来られると、だんだん申し訳ない気持ちになってくる。

日本ばっかりでごめんね。

韓国で活動させてあげられなくてごめんね。

わたしたちファンのせいじゃない、日本のファンのせいじゃない。無力なファンに彼らを日本に縛り付けるなんてそんな力どこにもない。それでもなんだかわたしたちが彼らの翼を折ってしまったようで。

BLING BLINGで「再デビューする気持ち」って言ってるの聞いてほんとに悲しくて、自分たちは知名度が低いからって大型事務所の2年目の子たちから聞くセリフじゃないと思った。
全てがデビュー2年目の子たちの言うセリフじゃなかった。そしてカムバで1位が取れなかった。

日本活動になんの意味があったのか。お金のためか。ただそれだけか。

まだデビュー2年目、だけど新人はたくさん出てくる。大切な時期。本国で1位を取ること以上に大切なことってなんなのか。

韓国語が恋しくて、韓国のファンに会いたくて、韓国で活動がしたくて、って言う彼らにわたしたちの応援は一体?なんだったのか

わたしたちが応援すればするほどiKONが目指す頂点から離れてる気がして、わたしたちの応援は必要?わたしたちの応援が重荷?応援しなければこんなに日本に縛り付けることもなかった?

わたしたちの応援って、いったい何だろう?

この応援が彼らにもたらしているものって?

ふとそんなことを考えてしまって、考えても考えても答えは出なくてやめました。

 

 

きっと答えなんてないし、正解もないし、応援するしかないし、だって応援したいし。それだけ。

推しの努力が、努力以上に報われてほしい。

推しの音楽が、たくさん評価されてほしい。

それだけ。

推しには出来るだけ笑っていてほしい。

推しには出来るだけ幸せでいてほしい。

それだけ。

LOVE SCENARIOのカムバでようやく久しぶりに本国でちゃんと活動出来て、毎日のように流れてくる写真や音楽番組が本国活動の充実さを物語ってた。よかった。

ハンビンが「やりたい音楽」と言ったゴリゴリなBLING BLINGと爽やかで口ずさみやすいLOVE SCENARIO。カムバを見ても世間の評価は一目瞭然。世の中が求める音楽と、推しのやりたい音楽はどうやら違うらしい。それが悔しい。ハンビンが作る音楽なら全てに100点をつけるけど、どっちが好きかと聞かれたらわたしはBLING BLINGを選ぶ。最高のカムバだった。世の中の方々とは気が合わないかもしれない。

だとしても、推しの作った音楽がたくさんの人に聞いてもらえて評価してもらえて11冠達成したのだから今回のカムバは最高だ。

推しの努力が報われた、こんなに最高なことはない。それだけ。

 

 

あのとき応援することをやめてしまいそうになったけど、すでに日本ツアーが決まってるのにまだソウルコン発表がなくて事務所への怒りはおさまらないけど、少しずつまた頂点へと向かう道を歩き出したiKONから離れることは出来なくて、あのときはあぁだったけど笑って話せる今があるねってそう未来で言いたい。

 

応援とは一体なんなのか、そんなのことを思いながら私は今日も応援する。

 

 

 

 

 

 

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